今日、社会的な問題になっているBSEに関しても、この飼料構造が原因究明を遅らせ、また責任の所在を不明瞭にしていることに注目しなければならない。
BSEの発症を契機に、現在、政府はトレーサビリティー(生産履歴)を明確にする施策を展開、それをあらゆる食品に適用しようとしているが、それは構造的なものを問うことなく、小手先の彌縫策を展開し、その施策を自らの利害に結びつけているだけだといわざるをえない。
少し話がそれたが、保税・承認工場制度がわが国残留農薬検査対応型の畜産の成長に果たした役割が非常に大きいことは間違いない。
残留農薬検査
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