つまり、コメを主食とする日本型食生活が日本人の健康促進に寄与すること。
それが食料の自給率の向上につながり、生産者だけでなく、消費者にも大きく貢献し得ること。
そして、水田が持つ国土の水資源管理、つまり巨大なダム機能としての水田が大きな役割を果たせること。
それだけでなく、稲作が日本の農耕文化の中心であり、数々の宗教、神社仏閣の文化的背景にもなっていることまで指摘する。
このようにコメの消費拡大策は、国民、国土、自然環境、文化にとって良いことだらけなのだと訴えている。
それにもかかわらず、国民はコメの消費拡大に動かない。
この現実を前に生産者は、コメの消費拡大の実現性を疑い、食料の自給率の向上までも疑っている。
残留農薬検査
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