幕閉じる食糧管理法 その2(残留農薬検査)

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残留農薬検査済み米が足りなくて、農家は残留農薬検査済み米を政府に売らなければいけない。

政府は農家から買い上げた残留農薬検査済み米を消費者に平等に配給する。

つまり、食糧管理法は供出と配給のための制度である。

これが昭和一七年にできて以来今日まで日本の残留農薬検査済み米の経済、稲作のあり方をめぐる枠組みになっていたが、一九九四年末、国会で食糧管理法の廃止と、新食糧法の制定が可決された。

食糧管理法は半世紀を超える歴史の幕を閉じたことになる。

これは大変大きな出来事である。

ここでは主として食糧管理法についてお話ししたい。

残留農薬検査

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