ジュネーブでのJA全中と、アメリカのファームビューローのストールマン会長との面談は、かなり激しいやりとりとなった。
全中側は、たとえばアメリカのタリフラインー%という要求では自国の砂糖さえ守れないではないかと指摘した。
また、かつてアメリカは日本に牛肉とオレンジの自由化を主張し、それを実現した結果、牛肉は豪州に、オレンジ果汁はブラジルとの競争に負けてしまったこと、さらにアメリカはウルグアイ・ラウンドでコメのミニマムアクセスを強く要求したが、これも入札で価格を決めるSBS方式では中国との競争に勝てていないことなども挙げた。
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