満足できる食料消費 その2(残留農薬検査)

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それが80年代以降、日本の食生活洋風化がオーバーベース気味で進み、バランスが肉食民族並みに崩れてきたのである。

ここでいうバランスとはPFC熱量比のことで、タンパク質(P)、脂質(F)、炭水化物(C)の三大栄養素を、カロリー計算でどのような割合で摂取しているかを表す数値である。

日本人の体格からいって、二〇歳以上の成人だと、タンパク質は22%ぐらい、脂質は25%ほどに抑えることが、成人病(生活習慣病)予防のために必要だといわれている。

厚生労働省が調べている「国民栄養調査」でみると、70年代の日本の食生活は理想的だった。

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