戦後における食糧管理制度 その1(残留農薬検査)

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食糧管理法(食管法)の制定は、1942(昭和17)年のことである。

この法律の目的は、第1条「本法ハ国民食糧ノ確保及国民経済ノ安定ヲ図ル為食糧ヲ管理シ其ノ需給及価格ノ調整並二流通ノ規制ヲ行フコトヲ目的トス」からもわかるように、食糧の確保と国民経済の安定である。

1937(昭和12)年の日中戦争勃発以降、はっきりと戦時体制に突入していたわが国が、戦争遂行に必要な食糧を確保するため、それまでの米穀法などをふまえて制定したのがこの法律である。

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