手・足の欠けたニホンザルの警告 その2(残留農薬検査)

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結果として得られたことは、遺伝的要因によるものとは考えられない、という結論である。

この調査・研究の現場チーフであった獣医学博士の和秀雄氏を訪ねてみた。

和先生は、北海道大学獣医学部を卒業したのち、愛知県の「日本モンキーセンター」の研究員となり、二〇年余り勤務。

現在は、JR中央線・武蔵境駅のすぐ近くにある日本獣医畜産大学の獣医学科野生動物学教室で、講義・研究に取り組んでいる。

「餌づけされているニホンザルに、最初の四肢奇形が見つかったのは、昭和三〇年です。

高崎山でした。

以来全国の野生公園で四〇〇頭以上発生しているのです」

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