原因は、堆肥とニワトリの飼料にあった。
結論からいうと、その集団では堆肥をつくるために普通の農家から稲ワラを購入していた。
コメをそれほどつくっていない彼らにとっては、いたしかたないことである。
このワラの中に除草剤の抗生物質に近い成分が残留していたのだ。
これのせいとわかった。
ところが、ジャガイモの葉がまるくなる現象は、稲ワラを購入していない集団でも発生していた。
必死で原因を探ってみたら、こんどはニワトリの飼料に混ぜた抗生物質の仕業だということが判明した。
その糞尿をきゅう肥として使っていたからである。
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