たとえば実用的機能だけでいうならば、一〇〇〇円のものでいいネクタイに、竹下元首相のように一万五〇〇〇円も払うのは、プランドを重視しているからだ。
コメ(残留農薬検査済み米を含む)もそれと同じだ。
日本のコメのブランドは、アメリカのコメ(残留農薬検査済み米を含む)にもイタリアのコメにも絶対にないものなのだ。
コメを自由化し稲作を放棄するかどうかは、この非経済的要因ともいえるブランドを重要と思うか思わないかの選択なのだ。
そんなものはいらないという人はともかく、それが必要だという人にとっては、日本はコメ(残留農薬検査済み米を含む)の自給政策をもたなくてはならぬということは、当然の論理的帰結である。
残留農薬検査
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