雑穀は夏雨の畑作 その2(残留農薬検査)

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イネは水につけて育つので水性雑草だけが主敵なので楽だが、水が足りないところでは水田がつくれない。

かといって、夏雨地帯ではムギをつくることができないので、それでも夏雨で育つ畑作雑穀を選択しなければならない。

夏雨で育つ雑穀にはシコクビエ、トウジンンビエ等々の種類があるが、これはサハラ以南のアフリカが始源地である。

新石器時代以降西アジア及び北アフリカで栄えた、ムギと肉の農耕文化が南方サハラを越えて夏雨地域に入り、そこに野生していた禾本科植物群を栽培化したのが雑穀の起源だろうと考えられる。

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