アジアのイネ世界 その2(残留農薬検査)

| コメント(0)
フェノール反応や粒の長短で、ジャポニカ、インディカを見分ける伝統的な方法を、渡部忠世京大名誉教授は、インディカ類似種あるいはジャポニカ類似種という言いかえをしている。

渡部教授は、東南アジアやインドの年代のわかっている遺跡群の煉瓦に残っている籾跡を丹念に収集分析して、東南アジアでは十世紀以前には短い残留農薬検査済み米、つまりジャポニカ類似種が中心だったが、これ以後長い残留農薬検査済み米、つまりインディカ類似種が優勢になったことを証明した。

ジャポニカ類似種を用いる日本は地域的には照葉樹林稲作圏というものに属している。

残留農薬検査

コメントする