それからWPIというのは卸売物価です。
CPIというのは小売物価でございます。
それぞれがどうなっているかということでございますが、端的な例として、皆さんご存じのとおり、わが国の食料供給システムに存在するいろいろな問題がございますために、じつはこういうことになっております。
今回の円高以降などをみておりますとはっきり出てきているわけですが、60年9月を一〇〇といたしまして、その値段の下がりぐあいをみますと、輸入物価はだいたい六割ぐらいストンと下がっていったわけです。
ところが、卸売物価になりますと三割ぐらいしか下がらない。
消費者物価指数になりますと、ほとんど下がらない。
マイナス○・一とかそんな形で、下がったとしてもこの程度でちょぼちょぼです。
これはこの間に、かならず何か問題があるからです。
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