もう一つは、少なくとも1980年以降だけをとってみましても、農産物の輸出補助金つきの競争でECとかアメリカの農産物の輸出がどんどん拡大をしていって、そのために被害をうけている国があるわけですから、もし輸出補助金がなければそれぞれの国がどのくらい輸出できたであろうかという考え方も出てくる。
これが正常な市場競争の状況ではないか。
つまり、輸出補助金を除いたとするならばどうなるかということ、これが正常な状況ではないか、そのように近づけるように努力しようという考えです。
これを「公平な取り分」という言い方をしておりますけれども、公平なシェアをそれぞれの輸出国に与えるようにしなくてはいけないという乙とです。
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