そうすると、ますます平均的な生産力は落ちていかざるを得ないということになります。
しかも、森林を削ってしまうということになると、エロージョンという問題がでてきます。
そういうことになりますと、耕地の荒廃を招く、あるいは洪水を生ずるというような被害を受けるようになる。
つまり、環境問題ということにもなってくるわけです。
結局、いってみれば、農村の貧困な人たちというのは、生産力の低いところにどうしても集中してしまうという傾向があります。
比較的肥沃なところをもっているところは、割に生産力が高いし、場合によっては市場にも恵まれておりますから、そこで生産されたものを高い値段で売ることもできるわけです。
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