この間こっちに来たときに、ある新聞記者が、利根川先生みたいな、ノーベル賞をもらうような創造的な発想をやるためには、日本の科学界やあるいは日本の科学者は、これからどういうふうにあったらいいと思いますか、という質問をした。
そのときに利根川先生はこういっている。
何かというと、普通の学者がおよそ考えられないような変わった考え方をもって、平気で人の前でしゃべれる、そういう科学者がいられるような研究環境が大事なのだ、といっています。
日本でいば、これは何も科学者に限らない。
人と違った考え方をいうと、まわりから寄ってたかってつぶされてしまうことが多いわけです。
「おまえ、そんなことやったら、失敗したらどうするんだ」とか、回りで寄ってたかってしつぶしてしまう。
そうなると、思い切った発想、創造性の発想がでてこない。
コメントする